プロペシアの副作用と注意点｜日本皮膚科学会が推奨する薄毛治療

効果だけ見ると非常に魅力的でＡＧＡに効果的なプロペシアですが、注意点や副作用も存在します。

プロペシアについて

まずプロペシアは毎日服用しなければ効果を発揮しません。
服用期間の約６ヶ月間は毎日1錠（1mg）のプロペシアを飲み続けなければ効果が得られません。
さらに服用を止めると、再度ＡＧＡが進行していき薄毛や抜け毛が出てくるとも言われています。
治療中には、プロペシア以外の外用薬も使用しますし、生活習慣自体も改善されるので、治療前と比べると頭皮環境は良い状態に向かっていることは確かなのですが、プロペシアの服用を止めると男性ホルモン抑制効果は失われます。

ごく稀にですがプロペシアには副作用が出る場合があります。
副作用は以下の通りです。

性欲減退
勃起不全
ＥＤ

など、性機能関連の副作用が主になります。
副作用が出ても日常生活に影響がない程度のものがほとんどで、発症率も全体の１％～５％と言われています。

プロペシアは男性型脱毛症（通称ＡＧＡ）のみに効果が期待でき、プロペシアを女性が使用することは禁止されています。
同じように生殖器が未発達な子供にも悪影響があるので取扱いに注意しましょう。